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2008年07月16日

言霊

言霊。

ある新人漫才を観ていて、このネタ面白いのに・・・

もうちょっとウケてもイイんじゃないのか?

な~んてなことを思う事がある。

ネタの面白さが伝わっていない。

その一つの例として、ネタは面白いのだが、そこに感情が入っていないといいますか・・・

ただ、ネタをしているだけ。と、いいますか・・・。

無表情。

ネタの台詞が伝わらず、流れてしまい面白さが半減している原因のひとつ。

クオリティも必要だけど、そこも大事だったりする。

会話の芸だからか。

元々庶民に近い芸能だからか。

感情だけじゃなくて表情や喜怒哀楽など色々加味されてくる。

例えば喜怒哀楽で言うと、ボヤき系で怒りを表面に出す漫才がある。

ベテラン漫才師さんのボヤき系の漫才を観ていてもボヤきの箇所でその怒りについて怒っていたりしていても、あとでお茶目な可愛らしさを見せ、メリハリでオトし怒りすら愛らしく同感してしまったりする事もある。

表面上の薄っぺらい言い方をされると伝わってこないと思うのはその例えの部分が欠けているのだろうか。

ネタより普段の方が面白いとされている芸人さんも多数いる。

BETAPICAのロケでは、大枠だけ決めてあとは完全なフリースタイルで行っている。

フリースタイルだから、決められた台詞が無いから、本当の表情や感情、リアクションが出て些細な事でも笑える。

各種イベントのコーナー等でも観れるのだが、フリーの表情や感情を出している芸人はネタより面白かったりする。
その内容が例え些細な内容だったとしても。

まぁ、言うなれば、ネタにもっと立体感、言葉に感情や表情などが活かされれば、間もイキも変わってきて、これまでにお蔵入りしたネタでも息を吹き返す事もあるのではないだろうか?

それがキャラクターであったり、その芸人自身のイキであったりするのだろう。

あ、ネタ自体が面白いというのが絶対条件ですけど。

ネタさえ面白ければ、それでイイ。という考え方もあるが、それをいかに表現して活かすかが重要だと思う。

なんてな事を思ったりした、暑い今日の午後。



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